目次
- この記事でわかること
- 【早見表】目的別おすすめ養成講座
- 本記事の選定基準について(必ずお読みください)
- 養成講座10校の比較マトリックス
- サポート・受講スタイルの対応状況
- おすすめのキャリアコンサルタント養成講座ランキング10選
- 1位:日本マンパワー
- 2位:リカレント(リカレントキャリアデザインスクール)
- 3位:パソナ 生涯キャリア支援協会
- 4位:ヒューマンアカデミー
- 5位:LEC東京リーガルマインド
- 6位:資格の大原
- 7位:テクノファ
- 8位:グローバルテクノ
- 9位:キャリアドライブ
- 10位:一般社団法人地域連携プラットフォーム
- 給付金を使うと実質いくら?10校の実質負担を比較
- 失敗しない養成講座の選び方5つのポイント
- 1. 通学かオンラインか、自分の生活に合う受講形式を選ぶ
- 2. 欠席したときの振替制度を確認する
- 3. 実技(面接・論述)試験の対策量を比べる
- 4. 「合格率」は出典まで確認する
- 5. 給付金の対象と、自分が受給要件を満たすかを確認する
- オンラインだけで修了できる養成講座
- キャリアコンサルタント国家試験の概要と合格率
- よくある質問
- Q. キャリアコンサルタント養成講座の費用相場はいくらですか?
- Q. 養成講座に通わずに独学で受験できますか?
- Q. 働きながらでも養成講座を修了できますか?
- Q. 養成講座を修了できないことはありますか?
- Q. 養成講座の合格率はどこまで信用できますか?
- Q. オンラインだけで資格を取れますか?
- Q. 結局どの養成講座を選べばいいですか?
- まとめ
本記事はPR(広告)を含みます。
キャリアコンサルタントの国家資格を目指すとき、最初の分かれ道になるのが「どの養成講座で学ぶか」です。受講料は30万〜50万円と大きな買い物で、しかも養成講座は国家試験の受験資格を得るための必須ルートなので、選び直しがききにくいのが難しいところです。
結論から言うと、事業としての実績年数・受講者規模・受講形式の柔軟性まで含めた総合力で最もおすすめできるのは、1999年に株式会社として日本で初めてキャリアカウンセラー養成講座を事業化し、累計受講者が約5万名にのぼる日本マンパワーです。「合格実績の数字が公表されているスクールで、試験対策まで手厚く見てほしい」という人には、スクール別年間合格者数3年連続No.1(1,936名/広告主公表値)を公表しているリカレントが有力です。通学せずに全国どこからでも完結させたいなら、フルオンライン特化のパソナ 生涯キャリア支援協会が第3の選択肢になります。
この記事では、主要な養成講座10校について、各校の公式サイトを2026年9月25日時点で確認し、受講料・給付金適用後の実質負担・受講期間・受講形式・開講地域・振替制度・合格実績の公表状況・試験対策サポートを比較マトリックスで横並びにしました。各校の公式サイト画面もあわせて掲載しているので、雰囲気の違いまでつかめるはずです。
この記事でわかること
| 項目 | 結論 |
|---|---|
| 総合1位 | 日本マンパワー(累計受講者約5万名・全国20か所以上+オンライン・全国どのクラスにも無料振替) |
| 合格実績で選ぶなら | リカレント(スクール別年間合格者数3年連続No.1・1,936名/広告主公表値) |
| オンライン完結で選ぶなら | パソナ 生涯キャリア支援協会(フルオンライン・約5.5か月) |
| 費用相場 | 主要10校で税込おおむね30万〜50万円。給付金が最大まで支給されれば実質6万〜10万円程度 |
| 給付金 | 10校すべてが専門実践教育訓練給付制度の対象講座(利用には本人の受給要件を満たす必要あり) |
【早見表】目的別おすすめ養成講座
まずは「自分は何を重視するか」から逆引きできる早見表です。迷ったら、自分に当てはまる行のスクールから資料を取り寄せるのが近道です。
| こんな人は | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 実績のある大手で、失敗なく選びたい | 日本マンパワー | 1999年から養成講座を運営・累計受講者約5万名。全国20か所以上で開講 |
| 合格実績の「数字」を見て選びたい | リカレント | スクール別年間合格者数3年連続No.1(1,936名/広告主公表値) |
| 講師から直接、全課程を習いたい | リカレント | 150時間の全課程を講師から直接学ぶ通学スタイル(オンライン選択も可) |
| 通学せずオンラインで完結させたい | パソナ 生涯キャリア支援協会/地域連携プラットフォーム | どちらもフルオンライン。全国・海外から受講可能 |
| 仕事の予定が読めず欠席が心配 | 日本マンパワー/LEC | 全国どのクラスにも無料振替(日本マンパワー)、最大80%まで振替可(LEC) |
| とにかく早く受験資格を取りたい | 地域連携プラットフォーム/ヒューマンアカデミー | 短期コースで最短約0.5〜1.5か月(地域連携)、最短3か月(ヒューマン) |
| 費用をできるだけ抑えたい | テクノファ/地域連携プラットフォーム | 税込29.7万円。テクノファは割引適用で23.8万円 |
| 実技(面接)対策を少人数で鍛えたい | グローバルテクノ | 少人数の面接演習+修了後も無料の勉強会・練習会 |
| 国家資格+民間資格も取りたい | 日本マンパワー | 民間資格CDA(JCDA認定)のカリキュラムに対応 |
本記事の選定基準について(必ずお読みください)
この記事は、当サイト「はたらく、まなぶ。」の提携広告主に関するPR要素を含む記事です。**ランキング1位の日本マンパワー、2位のリカレント、3位のパソナ 生涯キャリア支援協会は、いずれも当サイトが広告提携している事業者です。**順位は後述する客観的な材料に基づいて付けていますが、同時に提携関係があることも事実として明記します。
4位以降のスクールについては、提携関係とは関係なく、公式サイトなど公開されている情報をもとに当サイトが独自に比較・順位付けしたものです。比較の軸は全順位で共通して、次の4点です。
- 事業としての実績年数・展開規模・合格実績の公表状況
- 費用の妥当性と給付金制度の充実度
- 受講形式(通学・オンライン・通信)と振替制度の柔軟性
- 実技対策など試験対策サポートの具体性
なお、多くのスクールが合格率などの実績数値を公式サイトで公表していません。比較サイトでは「〇〇校の合格率82.3%」のような数字をよく見かけますが、当サイトが確認した範囲では出典が示されていないものが多く、一次情報として裏付けられないものは採用していません(詳しくは日本マンパワーのキャリアコンサルタント合格率は81.3%?出典不明な数字を検証するで検証しています)。本記事の「合格実績」欄は、各校が公式サイトで自ら公表している数値のみを載せ、公表がない場合は「公式非公開」としています。
養成講座10校の比較マトリックス
10校の主要スペックを1つの表にまとめました。スマートフォンでは表を横にスクロールできます。
| スクール | 当サイト評価 | 受講料(税込) | 実質負担の目安※ | 受講期間 | 受講形式 | 開講地域 | 欠席時の振替 | 合格実績の公表 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 日本マンパワー | ★★★★★ 4.8 | 396,000円 (説明会参加特典割引で385,000円) | 約77,000円 | 約5か月 | 通信+スクーリング(通学/オンライン) | 全国20か所以上+オンライン | 全国どのクラスにも無料振替 | 公式非公開 |
| 2位 リカレント | ★★★★★ 4.7 | 398,200〜499,400円 (コースにより異なる) | 約99,880円 (499,400円のコース) | 約6か月 | 通学/フルオンライン(全課程講師による講義) | 東京・横浜・大宮・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡+オンライン | 映像での復習可 | 年間合格者数1,936名・3年連続No.1(広告主公表値) |
| 3位 パソナ 生涯キャリア支援協会 | ★★★★☆ 4.5 | 385,000円 | 77,000円(公式案内値) | 約5.5か月 | フルオンライン(双方向) | 全国(オンライン) | 要確認 | 年間合格率93.9%(広告主公表値) |
| 4位 ヒューマンアカデミー | ★★★★☆ 4.3 | 377,300円+教材費 (受講料322,300円+入学金55,000円) | 約75,000円+教材費 | 最短3か月 | 通学/完全オンライン | 全国33校舎+オンライン | 無料振替あり(条件付き) | 公式非公開(受講者数13,600人以上を公表) |
| 5位 LEC東京リーガルマインド | ★★★★☆ 4.1 | 330,000円 (早期割引・各種割引あり) | 約66,000円 | 計150時間 | 通学/オンライン(Zoom)/通信 | 札幌〜福岡の全国主要都市+オンライン | 最大80%まで振替可 | 公式非公開 |
| 6位 資格の大原 | ★★★★☆ 3.9 | 300,000円 (受講料294,000円+入学金6,000円) | 約60,000円 | 約4か月 | 教室通学/オンライン | 札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・大阪・福岡など | 要確認 | 公式非公開 |
| 7位 テクノファ | ★★★★☆ 3.8 | 297,000円 (割引適用で237,600円) | 約59,400円 | 約3か月 | WEB(オンライン)中心 | 全国(オンライン) | 要確認 | 公式非公開 |
| 8位 グローバルテクノ | ★★★★☆ 3.7 | 308,000円 (入会金なし・教材費込み) | 61,600円(公式案内値) | 約3.5か月 | 通信+通学12日間 | 東京(高田馬場)のみ | 無料補講あり | 公式非公開 |
| 9位 キャリアドライブ | ★★★★☆ 3.6 | 330,000円 (入学金なし・教材費込み) | 66,000円(公式案内値) | 約4か月 | オンライン+対面2回のハイブリッド | 神奈川(横浜・藤沢)+オンライン | 水曜・土曜クラス間で振替可 | 修了生の資格取得率93.3%(公式サイト掲載値) |
| 10位 地域連携プラットフォーム | ★★★☆☆ 3.5 | 297,000円 (入学金0円・テキスト込み) | 59,400円(公式案内値) | 約0.5〜3か月(コースで異なる) | 完全オンライン(Zoom) | 全国・海外(オンライン) | 16時間まで無料振替 | 公式非公開 |
※実質負担の目安は、専門実践教育訓練給付金が最大(教育訓練経費の80%)まで支給された場合の金額です。「公式案内値」は各校が公式サイトで示している金額、それ以外は当サイトが受講料総額×20%で試算した参考値です。給付は対象講座であることに加え、本人の雇用保険加入期間などの受給要件を満たし、修了・合格・就職などの条件を満たした場合に段階的に支給されるもので、誰でも一律に受け取れるわけではありません。料金・条件は2026年9月25日時点の各校公式サイトの掲載内容で、最新情報は必ず各校公式サイトでご確認ください。「当サイト評価」は上記4つの選定基準をもとにした当サイト独自の評価です。
サポート・受講スタイルの対応状況
料金以外で差がつきやすい「受講スタイル」と「サポート」の対応状況を○×で整理しました。公式サイトで確認できなかった項目は「-」としています(実施していないという意味ではありません)。
| スクール | 通学 | オンライン受講 | 全課程オンライン完結 | 模擬試験 | 面接(実技)対策 | 修了後の試験対策 | 無料説明会 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 日本マンパワー | ○ | ○ | ○ | - | ○ | ○(受験安心サポート) | ○ |
| リカレント | ○ | ○ | ○ | ○(無料) | ○(面接対策コースは別料金) | ○ | ○ |
| パソナ 生涯キャリア支援協会 | × | ○ | ○ | ○(別料金) | ○(ロールプレイ30回以上) | ○ | ○(オンラインガイダンス) |
| ヒューマンアカデミー | ○ | ○ | ○ | ○(模擬問題) | ○ | ○(AIドリル1,800問以上) | ○ |
| LEC東京リーガルマインド | ○ | ○ | ○ | - | ○ | ○ | ○ |
| 資格の大原 | ○ | ○ | - | - | - | ○(試験対策講習) | ○ |
| テクノファ | - | ○ | ○ | - | - | - | ○ |
| グローバルテクノ | ○ | ×(通学必須) | × | - | ○(少人数演習) | ○(無料勉強会・練習会) | ○ |
| キャリアドライブ | ○(神奈川) | ○ | ×(対面2回) | - | ○ | ○(試験対策講座) | ○ |
| 地域連携プラットフォーム | × | ○ | ○ | - | ○(面談練習会) | ○(論述添削など) | ○ |
おすすめのキャリアコンサルタント養成講座ランキング10選
ここからは各校を順に解説します。公式サイトの画面・当サイト評価・基本スペック・メリットと注意点・向いている人を、10校すべて同じ形式でまとめています。
1位:日本マンパワー
総合1位は日本マンパワーです。決め手になったのは、この分野における実績の長さと受講者の規模です。運営する株式会社日本マンパワーは1967年からキャリア関連の事業を手がけてきた人材開発の総合機関で、1999年には株式会社として日本で初めてキャリアカウンセラー養成講座を事業化しています。養成講座の累計受講者は約5万名、法人向けにも年間1,000社以上へキャリア研修・階層別研修を提供しており、「資格講座の会社」ではなく「キャリア支援を本業とする会社が運営する講座」である点が他校との大きな違いです。
受講のしやすさも高く評価できます。講座は通信教育(約3か月)とスクーリング12日間を組み合わせた約5か月のカリキュラムで、スクーリングは毎回全国20か所以上の都市とオンラインで開講されます。都合が合わなくなった回は全国どのクラスにも無料で振替受講でき、通学とオンラインの切り替えにも対応しているため、仕事や家庭の予定が読みにくい社会人でも学習計画を立て直しやすい設計です。
カリキュラム面の特色は、国家資格キャリアコンサルタントと同時に、民間資格CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)にも対応している点です。CDAは日本キャリア開発協会(JCDA)が認定する民間資格で、取らなくても国家資格の取得や実務に支障はありませんが、カウンセリングの実務スキルを体系的に学びたい人にとっては選択肢を持てるのが利点です。なおCDAまで取得する場合は、JCDAへの入会と年会費(8,000円/年)が別途必要になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受講料 | 396,000円(税込)/説明会参加特典割引・有資格者紹介割引で385,000円、学生割引で341,000円 |
| 実質負担の目安 | 約77,000円(説明会参加特典割引価格に給付金が最大まで支給された場合の試算) |
| 受講期間 | 約5か月(通信教育約3か月+スクーリング12日間) |
| 受講形式 | 通信教育+スクーリング(通学/オンラインを選択) |
| 開講地域 | 全国20か所以上の都市+オンライン |
| 振替制度 | 全国どのクラスにも無料で振替可能(通学⇔オンラインの変更も可) |
| 合格実績 | 公式非公開 |
| 給付金 | ○(専門実践教育訓練給付制度) |
メリット
- 1999年から養成講座を運営してきた実績と、累計約5万名という受講者規模
- 全国20か所以上+オンラインで開講し、全国どのクラスにも無料で振替できる
- 国家資格に加えて民間資格CDAにも対応している
注意点
- 396,000円は主要校の中では高めの水準(説明会参加で385,000円になる)
- 合格率などの実績数値は公式サイトで公表されていない
- 学習の中心は通信教育なので、自分で教材を読み進める習慣が必要
こんな人に向いている:実績のある大手で失敗なく選びたい人、転勤・出張などで予定が変わりやすい人、将来的にCDAも視野に入れたい人。
割引は申込時の価格に反映される仕組みで、申し込んだあとから遡って適用することはできません。受講を少しでも検討しているなら、先に無料の講座説明会に参加しておくのが確実です。日本マンパワーの評判・口コミをさらに詳しく検証した記事もあわせて参考にしてください。
2位:リカレント(リカレントキャリアデザインスクール)
2位はリカレントキャリアデザインスクールです。位置づけを分かりやすく言うと、1位の日本マンパワーで気になりやすい2つの点——「合格実績の数字が公表されていない」「学習の中心が通信教育」——を、そのまま裏返した設計になっているのがリカレントです。
まず実績の数字です。リカレントはスクール別の年間合格者数で3年連続No.1(1,936名/広告主公表値)という実績を公表しています。合格率のように分母の取り方で見え方が変わる指標ではなく、実数で示されているのも比較しやすいところです。
次に学び方です。リカレントは、厚生労働大臣が定める150時間の全課程を講師から直接学べるスタイルで提供している数少ないスクールの一つで、講師陣は最上位資格である「キャリアコンサルティング技能士」保有者24名を含む総勢108名という体制です。校舎は東京・横浜・大宮・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡の8都市にあり、フルオンラインも選べます。「通信教材を自分で読み進めるのが不安」「講師にその場で質問しながら進めたい」というタイプの人は、日本マンパワーよりリカレントのほうが相性が良い可能性が高いです。
試験対策では、無料の模擬試験と講師解説、24時間いつでも講義映像で復習できる「リカレントオンライン」、AIを使ったオンラインドリルが用意されています。合格保証制度もありますが、無条件で合格を約束するものではなく、出席率80%以上などの条件を満たした人が翌期の対象教科を受講料免除で再受講できる制度(再登録料6,600円・税込が別途必要)です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受講料 | 398,200円〜499,400円(税込・入会金/教材費込み。コースにより異なる) |
| 実質負担の目安 | 約99,880円(総額499,400円のコースで給付金が最大まで支給された場合) |
| 受講期間 | 約6か月(全60回) |
| 受講形式 | 通学/フルオンライン(150時間の全課程を講師が担当) |
| 開講地域 | 東京・横浜・大宮・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡+オンライン |
| 振替制度 | 講義映像での復習が可能(振替の条件は説明会で要確認) |
| 合格実績 | スクール別年間合格者数3年連続No.1・1,936名(広告主公表値) |
| 給付金 | ○(専門実践教育訓練給付制度) |
メリット
- 年間合格者数という「実数」で合格実績を公表している
- 150時間の全課程を講師から直接学べる。技能士24名を含む講師108名体制
- 無料模試・映像復習・AIドリル・合格保証制度(条件あり)と試験対策が厚い
注意点
- 教室/オンライン選択コースは499,400円と、10校の中で最も高い水準
- 約6か月と、他校より修了までの期間が長め
- 実技の面接対策コースは別料金(74,800円)
こんな人に向いている:合格実績の数字で安心したい人、自習より講義で学びたい人、試験本番まで伴走してほしい人。
卒業生の口コミや実績の信頼性を掘り下げた検証はリカレントの評判・口コミは?講座内容・費用・実績を徹底検証に、上位2校を1対1で比べた結果は日本マンパワーとリカレントの比較記事にまとめています。
3位:パソナ 生涯キャリア支援協会
生涯キャリア支援協会は、人材大手パソナグループが立ち上げたキャリアコンサルタント養成・更新講習の専門機関です。受講形式は双方向型のフルオンラインに特化しており、土日のオンライン講習と通信教育を組み合わせて約5.5か月で修了するカリキュラムです。通学の必要がないため、住んでいる地域に関係なく同じ内容を受けられます。
3位とした理由は、10校の中で数少ない「合格率の数字」を公表している点と、実技対策の具体性です。公式サイトでは年間合格率93.9%という実績が公表されています(広告主公表値で、算出条件は公式サイト上では詳しく示されていません。年度や実施回により変動する可能性があります)。実技面では30回以上のロールプレイ演習と論述の個別添削、約900問のeラーニングが用意されており、オンラインでも面接練習の量を確保しやすい設計です。
受講者は企業人事・管理職など組織内での実務経験者が中心で、資格取得後に企業内でどう活かすかまで見据えたカリキュラムになっています。給付金は修了時50%・合格時20%・賃金上昇時10%の3段階で、すべての条件を満たすと自己負担は77,000円(税込)になると公式サイトで案内されています(受給要件を満たす場合に限ります)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受講料 | 385,000円(税込・入学金/テキスト代込み) |
| 実質負担の目安 | 77,000円(公式案内値・給付金が最大まで支給された場合) |
| 受講期間 | 約5.5か月 |
| 受講形式 | フルオンライン(双方向型、土日講習+通信) |
| 開講地域 | 全国(オンライン) |
| 振替制度 | 説明会で要確認 |
| 合格実績 | 年間合格率93.9%(広告主公表値) |
| 給付金 | ○(専門実践教育訓練給付制度、修了時50%+合格時20%+賃金上昇時10%) |
メリット
- 通学不要のフルオンラインで、全国どこからでも同じ内容を受講できる
- 合格率を公式に公表している(広告主公表値)
- ロールプレイ30回以上・論述の個別添削など、実技対策が具体的
注意点
- 通学(対面)での受講は選べない
- 学科の模擬試験は別料金で、給付金の対象外
- 土日の講習が中心なので、土日に予定が入りやすい人は日程の確認が必要
こんな人に向いている:地方在住で近くに校舎がない人、通学時間をかけたくない人、企業内でのキャリア支援に活かしたい人事・管理職の人。
詳しい評判や他校との比較は以下の記事で解説しています。
4位:ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーは、資格取得・就転職支援を幅広く手がける大手総合スクールです。キャリアコンサルタント養成講座の受講者数は13,600人以上(2026年3月時点・公式サイト掲載)で、全国33校舎での通学と完全オンラインのどちらでも受講できます。土日クラス・平日集中クラスなど時間帯の選択肢も多く、最短3か月で受験資格を得られるスピード感も魅力です。
試験対策では、AIを搭載した「スキマ合格ドリル」(1,800問以上)で通勤時間などのすき間に学科対策ができるほか、論述・面接の対策も用意されています。欠席した場合は1日単位で無料振替ができます(受講の順番が前後しないなどの条件付き)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受講料 | 受講料322,300円+入学金55,000円=377,300円(税込)+教材費(別途) |
| 実質負担の目安 | 約75,000円+教材費(給付金が最大まで支給された場合の試算) |
| 受講期間 | 最短3か月(通学80時間+通信78.5時間) |
| 受講形式 | 通学/完全オンライン |
| 開講地域 | 全国33校舎(札幌〜沖縄)+オンライン |
| 振替制度 | 無料振替あり(条件付き) |
| 合格実績 | 公式非公開(受講者数13,600人以上を公表) |
| 給付金 | ○(専門実践教育訓練給付制度) |
メリット:全国33校舎という通学拠点の多さ、最短3か月の短期修了、AIドリルなどデジタル教材の充実。
注意点:入学金55,000円と教材費が別にかかるため、受講料だけを見ると安く見える点に注意。
こんな人に向いている:近くの校舎に通いたい地方在住の人、短期間で受験資格を取りたい人。より詳しい検証はヒューマンアカデミーの評判記事を参照してください。
5位:LEC東京リーガルマインド
LEC東京リーガルマインドは、司法試験や行政書士、社会保険労務士など幅広い国家資格講座を展開する大手資格スクールです。キャリアコンサルタント養成講座は通学・オンライン(Zoom)・通信の3形式から選べ、札幌・池袋・渋谷・水道橋・横浜・静岡・名古屋・京都・神戸・高松・福岡など全国の本校で開講しています。欠席しても最大80%まで振替受講に対応しているのは、予定が読みにくい社会人には心強い点です。
割引制度の多さも特徴で、開講時期による早期割引(最大10,000〜20,000円引き)のほか、LEC他資格の受講生・学生向けの10%引き、退職者・離職者応援割引(20%引き)などがあります。条件に当てはまる人は、実際の負担額を大きく下げられる可能性があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受講料 | 330,000円(税込)/早期割引・各種割引あり |
| 実質負担の目安 | 約66,000円(通常価格で給付金が最大まで支給された場合の試算) |
| 受講期間 | 計150時間(通信70時間+通学80時間) |
| 受講形式 | 通学/オンライン(Zoom)/通信 |
| 開講地域 | 全国の主要都市+オンライン |
| 振替制度 | 最大80%まで振替可 |
| 合格実績 | 公式非公開 |
| 給付金 | ○(専門実践教育訓練給付制度) |
メリット:3つの受講形式から選べる柔軟さ、振替の上限が大きい、割引制度が豊富。
注意点:合格実績の数値は非公開。割引は条件と時期で変わるため、申込前に適用可否の確認が必要。
こんな人に向いている:退職・離職中で割引を使える人、LECで他資格を学んだことがある人、資格スクールのブランドを重視する人。
6位:資格の大原
資格の大原は、簿記や公務員試験など幅広い資格・就職予備校を展開する大原学園グループの社会人講座です。キャリアコンサルタント養成講座は教室通学とオンラインに対応し、札幌・仙台・東京(水道橋・池袋・新宿)・横浜・名古屋・大阪・福岡などで開講しています。受講期間は約4か月です。
費用は受講料294,000円(税込・教材費込み)で、大原の講座を初めて受講する場合は入学金6,000円が加わり総額300,000円が目安です。入学金まで含めて給付金の対象になるため、要件を満たせば実質負担は6万円前後まで下がります。修了後に試験対策講習を受けられる点も、資格予備校らしい強みです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受講料 | 294,000円(税込・教材費込み)+入学金6,000円(初回のみ)=300,000円 |
| 実質負担の目安 | 約60,000円(給付金が最大まで支給された場合の試算) |
| 受講期間 | 約4か月 |
| 受講形式 | 教室通学/オンライン |
| 開講地域 | 札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・大阪・福岡など |
| 振替制度 | 説明会で要確認 |
| 合格実績 | 公式非公開 |
| 給付金 | ○(専門実践教育訓練給付制度) |
メリット:入学金込みで30万円と、大手の中では費用が抑えめ。資格予備校としての試験対策ノウハウ。
注意点:振替制度や試験対策の詳細は公式サイトで確認しきれないため、説明会で確認が必要。
こんな人に向いている:大手資格予備校で、費用を抑えて学びたい人。
7位:テクノファ
株式会社テクノファは、キャリアコンサルタント養成講座を専門に手がけてきた老舗の教育機関です。国家資格化以前から人材育成分野に携わってきた実績があり、各分野の専門家が講師を務めます。現在はWEB(オンライン)開催が基本で、地方や海外に住む人の受講事例もあります。12日間のカリキュラムを約3か月で修了する設計で、年4回の国家試験に合わせて受講計画を立てやすいのも特徴です。
費用は定価297,000円(税込)ですが、早期申込割引や個人会員向けの割引を利用すると237,600円(税込)まで下がります。ただし公式サイトには「2026年度より金額を改訂」との注記があるため、申込前に最新料金を必ず確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受講料 | 297,000円(税込)/割引適用で237,600円(2026年度改定予定の注記あり) |
| 実質負担の目安 | 約59,400円(定価で給付金が最大まで支給された場合の試算) |
| 受講期間 | 約3か月(12日間のカリキュラム) |
| 受講形式 | WEB(オンライン)中心 |
| 開講地域 | 全国(オンライン) |
| 振替制度 | 説明会で要確認 |
| 合格実績 | 公式非公開 |
| 給付金 | ○(専門実践教育訓練給付制度) |
メリット:割引を組み合わせると10校で最安クラスの23.8万円。専門特化スクールとしての歴史。
注意点:料金改定の予定があるため、記事掲載の金額と変わっている可能性がある。
こんな人に向いている:費用を最優先に、オンラインで受講したい人。
8位:グローバルテクノ
株式会社グローバルテクノは、ISO研修で30年の実績を持つ研修会社が運営する、実技対策の手厚さを前面に打ち出した養成講座です。面接演習は少人数のグループで行い、ロールプレイ映像を講師と一緒に確認しながらフィードバックを受けられます。修了後も国家試験本番まで無料の勉強会・練習会が開催されるため、実技試験に不安がある人には検討しやすいスクールです。
一方で、通学(12日間)の会場は東京・高田馬場の研修センターのみです。首都圏以外に住んでいる人は、スクーリングのたびに東京へ通う必要がある点に注意してください。費用は308,000円(税込)で、入会金はなく教材費も込みです。給付金は修了時50%・合格/就職時20%・賃金上昇時10%の3段階で、すべて満たすと実質負担は61,600円と公式サイトで案内されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受講料 | 308,000円(税込・入会金なし・教材費込み) |
| 実質負担の目安 | 61,600円(公式案内値・給付金が最大まで支給された場合) |
| 受講期間 | 約3.5か月 |
| 受講形式 | 通信68時間+通学12日間 |
| 開講地域 | 東京(高田馬場)のみ |
| 振替制度 | 無料補講あり(出席時間は分単位で管理) |
| 合格実績 | 公式非公開 |
| 給付金 | ○(専門実践教育訓練給付制度、修了時50%+合格/就職時20%+賃金上昇時10%) |
メリット:少人数・映像フィードバックによる面接演習と、修了後の無料勉強会。
注意点:通学会場が東京のみで、オンラインでの代替受講はできない。
こんな人に向いている:首都圏在住で、実技(面接)対策をじっくり鍛えたい人。
9位:キャリアドライブ
株式会社キャリアドライブは、オンライン講座11回と対面講座2回を組み合わせた独自のハイブリッド型で、約4か月で修了するスクールです。公式サイトでは修了生の資格取得率93.3%を掲載しています(公式サイト掲載値で、算出条件は説明会で確認することをおすすめします)。水曜・土曜のクラス間で振替ができ、無料説明会の参加者には試験対策講座(5万円相当)を無料で提供しています。
注意したいのは、対面講座の会場が神奈川県(横浜市・藤沢市)に限られる点です。受講料は330,000円(税込・入学金なし・教材費込み)で、給付金が最大まで支給された場合の実質負担は66,000円(税込)と案内されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受講料 | 330,000円(税込・入学金なし・教材費込み) |
| 実質負担の目安 | 66,000円(公式案内値・給付金が最大まで支給された場合) |
| 受講期間 | 約4か月(オンライン11回+対面2回) |
| 受講形式 | オンライン+対面のハイブリッド |
| 開講地域 | 神奈川(横浜・藤沢)+オンライン |
| 振替制度 | 水曜・土曜クラス間で振替可 |
| 合格実績 | 修了生の資格取得率93.3%(公式サイト掲載値) |
| 給付金 | ○(専門実践教育訓練給付制度) |
メリット:オンライン中心で通学負担が小さく、説明会参加で試験対策講座が無料になる。
注意点:対面2回は神奈川の会場に行く必要がある。事業規模は大手に比べてコンパクト。
こんな人に向いている:首都圏・神奈川在住で、オンライン中心に学びつつ対面の練習も経験したい人。
10位:一般社団法人地域連携プラットフォーム
一般社団法人地域連携プラットフォームは、厚生労働大臣認定の養成講習の中でも最安値クラスの価格設定を掲げているスクールです。受講はZoomによる完全オンラインで、通常コース(約3か月)のほか、短期コース(約1.5か月)、特別集中コース(最短約0.5か月)が選べます。忙しい社会人が最短ルートで受験資格を得たい場合の選択肢になり得ます。
費用は297,000円(税込・入学金0円・テキスト代込み)で、給付金が最大まで支給された場合の実質負担は59,400円と案内されています。16時間までの無料振替、面談練習会や論述添削などの試験対策もあります。ただし、短期コースは学習密度が高くなるため、仕事と両立できるか事前にスケジュールを確認しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受講料 | 297,000円(税込・入学金0円・テキスト代込み) |
| 実質負担の目安 | 59,400円(公式案内値・給付金が最大まで支給された場合) |
| 受講期間 | 約3か月(短期約1.5か月・特別集中最短約0.5か月) |
| 受講形式 | 完全オンライン(Zoom) |
| 開講地域 | 全国・海外(オンライン) |
| 振替制度 | 16時間まで無料振替 |
| 合格実績 | 公式非公開 |
| 給付金 | ○(専門実践教育訓練給付制度) |
メリット:10校で最安クラスの費用、最短約0.5か月からの短期修了、完全オンライン。
注意点:事業規模はここまで紹介した大手と比べてコンパクト。短期コースは学習負荷が高い。
こんな人に向いている:費用とスピードを最優先したい人。リカレントとどちらにするか迷う場合は、リカレント vs 地域連携プラットフォームの比較記事で1対1に整理しています。
給付金を使うと実質いくら?10校の実質負担を比較
養成講座の受講料は30万〜50万円ですが、10校すべてが専門実践教育訓練給付制度の対象講座なので、要件を満たせば負担は大きく下がります。給付は一度にまとめてではなく、次のように段階的に支給されるのが一般的です。
| 支給のタイミング | 支給額(教育訓練経費に対する割合) |
|---|---|
| 講座の修了時 | 50% |
| 資格取得(国家試験合格)などで就職・在職している場合 | +20%(合計70%) |
| 受講後に賃金が5%以上上昇した場合 | +10%(合計80%) |
つまり「最大80%」は、修了・合格・賃金上昇などの条件をすべて満たした場合の上限です。修了しただけなら支給は50%にとどまる点は、あらかじめ理解しておきましょう。そのうえで、最大まで支給された場合の実質負担を並べたのが次の図です。
こうして見ると、額面では最大20万円近い差があった10校も、給付金が最大まで支給されれば実質負担の差は4万円ほどに縮まります。費用の差が小さくなる分、「どこで学ぶと合格しやすく、自分の生活に合うか」の比重が大きくなると言えます。受給要件(雇用保険の加入期間など)や手続きの流れは教育訓練給付制度の解説記事で、給付金を使った後の負担額が安い順の比較は次の記事で詳しくまとめています。
失敗しない養成講座の選び方5つのポイント
10校を比べてみると、「どこも同じに見える」という人も多いはずです。実際に講座選びで後悔しやすいのは、次の5つを確認しないまま決めてしまうケースです。より体系的な判断軸を先に押さえておきたい場合は、以下の記事もあわせて参考にしてください。
1. 通学かオンラインか、自分の生活に合う受講形式を選ぶ
養成講座は約150時間の学習が必要で、数か月にわたって毎週のように講義があります。通学なら「通える距離に会場があるか」、オンラインなら「決まった時間にPCの前にいられるか」を確認しましょう。グローバルテクノ(東京のみ)やキャリアドライブ(神奈川)のように、対面の会場が1か所に限られるスクールもあります。
2. 欠席したときの振替制度を確認する
養成講座は修了要件として出席時間が決められており、欠席が続くと修了できません。仕事の繁忙期や家族の用事で休む可能性がある人は、日本マンパワー(全国どのクラスにも無料振替)やLEC(最大80%まで振替可)のように、振替の仕組みがはっきりしているスクールが安心です。
3. 実技(面接・論述)試験の対策量を比べる
国家試験は学科と実技(論述・面接)に分かれ、実技の対策は独学では難しいのが実情です。ロールプレイの回数、個別フィードバックの有無、修了後の練習会など、実技対策の具体的な中身を説明会で聞いておきましょう。実技試験の対策方法は実技試験対策の記事で詳しく解説しています。
4. 「合格率」は出典まで確認する
比較サイトに載っている合格率は、出典が示されていないことがよくあります。スクールが自ら公表している数値かどうか、分母(受験者全体か、修了者のうち受験した人か)は何かを確認しましょう。数字の公表がないスクールでも、説明会で質問すれば答えてもらえることがあります。
5. 給付金の対象と、自分が受給要件を満たすかを確認する
講座が給付金の対象でも、本人が雇用保険の加入期間などの受給要件を満たしていなければ給付は受けられません。また、受講開始日の1か月前までにハローワークで手続き(キャリアコンサルティングを受けてジョブ・カードを作成するなど)が必要です。申込を決めてからでは間に合わないことがあるので、早めに確認しましょう。
オンラインだけで修了できる養成講座
「通学の時間がとれない」「近くに校舎がない」という人向けに、全課程をオンラインで修了できる講座をまとめました。
| スクール | オンラインでの受講方法 | 受講料(税込) |
|---|---|---|
| 日本マンパワー | 通信教育+スクーリングをオンラインで受講 | 396,000円 |
| リカレント | フルオンラインクラス(講師によるライブ講義) | 398,200円〜 |
| パソナ 生涯キャリア支援協会 | フルオンライン専門(双方向型) | 385,000円 |
| ヒューマンアカデミー | 完全オンラインクラス | 377,300円+教材費 |
| LEC東京リーガルマインド | オンライン(Zoom)/通信 | 330,000円 |
| テクノファ | WEB開催が基本 | 297,000円 |
| 地域連携プラットフォーム | 完全オンライン(Zoom)専門 | 297,000円 |
各校の振替制度や受講期限まで含めた詳しい比較は、オンラインだけで修了できる?主要8校のオンライン対応比較を参考にしてください。
キャリアコンサルタント国家試験の概要と合格率
養成講座を修了すると、国家試験の受験資格が得られます。試験は学科と実技(論述・面接)の2つで、両方に合格して登録すると「キャリアコンサルタント」を名乗れるようになります。受験資格の詳細は受験資格の解説記事で解説しています。
| 試験区分 | 形式・時間 | 合格基準 |
|---|---|---|
| 学科試験 | 四肢択一式50問・100分 | 100点満点中70点以上 |
| 実技試験(論述) | 記述式・50分 | 論述と面接の合計150点満点中90点以上。かつ論述は満点の40%以上 |
| 実技試験(面接) | ロールプレイ+口頭試問・約60分(集合から) | 評価区分ごとに満点の40%以上 |
試験はキャリアコンサルティング協議会とJCDA(日本キャリア開発協会)の2団体が実施しています。学科試験は両団体共通の問題ですが、実技試験は団体ごとに評価の観点が異なります。直近5回の合格率は次のとおりです。
| 回次 | 学科(協議会) | 学科(JCDA) | 実技(協議会) | 実技(JCDA) |
|---|---|---|---|---|
| 第28回 | 69.3% | 65.8% | 67.2% | 69.4% |
| 第29回 | 72.4% | 73.6% | 64.2% | 64.5% |
| 第30回 | 77.6% | 77.8% | 63.0% | 68.2% |
| 第31回 | 80.9% | 79.5% | 63.8% | 67.8% |
| 第32回 | 54.6% | 55.6% | 60.3% | 66.5% |
※各実施団体(キャリアコンサルティング協議会・JCDA)が公表した合格率をもとに当サイトで整理。
学科の合格率は回によって大きく変動し、第32回は55%前後まで下がりました。一方、実技は60〜70%前後で推移しています。「養成講座で学べば誰でも受かる」試験ではないからこそ、講座選びの段階で試験対策の中身まで確認しておく価値があります。どちらの団体で受験するかの選び方はJCDAと協議会の違いを解説した記事、難易度の詳細は難易度の解説記事で整理しています。
よくある質問
Q. キャリアコンサルタント養成講座の費用相場はいくらですか?
主要10校の受講料は税込でおおむね30万〜50万円です。専門実践教育訓練給付制度の対象講座で、本人が受給要件を満たし、修了・合格・賃金上昇などの条件をすべて満たせば受講料の最大80%が支給され、実質負担は6万〜10万円程度になります。
Q. 養成講座に通わずに独学で受験できますか?
キャリアコンサルティングに関する実務経験が3年以上あれば、養成講座を受けずに受験資格を得られます。実務経験がない場合は、厚生労働大臣が認定する養成講座の修了が必要です。独学での受験については独学で合格できるかを解説した記事で詳しくまとめています。
Q. 働きながらでも養成講座を修了できますか?
多くの養成講座は土日クラスや平日夜のオンラインクラスを用意しており、働きながら受講する人が中心です。欠席に備えて、振替制度がどの程度使えるかを申込前に確認しておくと安心です。
Q. 養成講座を修了できないことはありますか?
養成講座には出席時間などの修了要件があり、欠席が続いて振替でも補えない場合は修了できないことがあります。修了できないと国家試験の受験資格も得られず、給付金(修了時の50%)も支給されません。振替・補講制度の条件は必ず事前に確認しましょう。
Q. 養成講座の合格率はどこまで信用できますか?
スクールが公表する合格率は、算出方法(分母を受験者全体にするか、修了者のうち受験した人にするか等)がスクールごとに異なり、単純に比べられません。比較サイトの数字には出典が示されていないものもあります。スクール自身の公表値かどうか、算出条件は何かを確認したうえで参考にしましょう。
Q. オンラインだけで資格を取れますか?
パソナ 生涯キャリア支援協会や地域連携プラットフォームのように、全課程をオンラインで修了できる講座があります。日本マンパワー・リカレント・ヒューマンアカデミー・LECなどもオンラインでの受講を選べます。国家試験(面接)は会場で受験する点は変わりません。
Q. 結局どの養成講座を選べばいいですか?
実績と受講のしやすさの総合力で選ぶなら日本マンパワー、合格実績の数字と講義中心の学び方で選ぶならリカレント、オンライン完結を重視するならパソナ 生涯キャリア支援協会がおすすめです。迷ったら2〜3校の資料請求・説明会で、費用の内訳・振替制度・実技対策の中身を並べて比べるのが最も失敗の少ない方法です。判断に使う基準そのものをもう少し整理したい場合は、キャリアコンサルタント講座の選び方|後悔しないための7つの判断軸もあわせてご覧ください。
まとめ
キャリアコンサルタント養成講座の比較では、1999年に日本初のキャリアカウンセラー養成講座を事業化し、累計受講者約5万名・全国20か所以上での開講・全国どのクラスにも無料振替という実績と柔軟性を持つ日本マンパワーが、総合力で頭一つ抜けています。合格実績の数字が公表されているスクールで、講師の講義を中心に試験まで伴走してほしいならリカレント、通学せずにオンラインで完結させたいならパソナ 生涯キャリア支援協会が有力です。
そのほかにも、全国33校舎の通学拠点ならヒューマンアカデミー、割引制度と振替の柔軟さならLEC東京リーガルマインド、費用の手ごろさなら資格の大原・テクノファ・地域連携プラットフォーム、少人数の実技対策ならグローバルテクノなど、それぞれに得意分野があります。
給付金が最大まで支給されれば、実質負担の差は4万円ほどに縮まります。だからこそ、金額だけでなく「自分の生活に合う受講形式か」「欠席しても修了できるか」「実技対策は十分か」で選ぶことが大切です。いずれの講座も、給付を受けるには本人が受給要件を満たす必要があり、「誰でも必ず80%戻ってくる」わけではありません。まずは気になる講座の資料請求や無料説明会で、費用の内訳・給付金の適用条件・実技対策の内容を具体的に確認してみてください。




