日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座を徹底解説|費用・総額・CDA・説明会の活用法【2026年最新】スクール・講座選び

日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座を徹底解説|費用・総額・CDA・説明会の活用法【2026年最新】

公開日:2026/09/02更新日:2026/09/24

目次

本記事はPR・広告を含みます。当サイトで紹介する内容の一部は、成果報酬が発生する広告提携に基づいています。

結論から言うと、日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座は、キャリア開発支援を本業とする老舗が運営する、通信教育とスクーリングを組み合わせた講座です。全国20か所以上とオンラインで開講し、どのクラスへも無料で振替受講できるため、働きながら受講しやすい設計になっています。受講料は一般で396,000円(税込)と決して安くはありませんが、無料の講座説明会に参加すると11,000円引きの385,000円(税込)になるため、検討段階の人が説明会に出ないまま申し込むのは金額面で明確に損になります。

ソファに座って話す二人の女性
Photo: TienDat Nguyen / Unsplash

ただし、講座選びで見落とされやすいのは受講料そのものではありません。受験料や登録費用まで含めた総額、そして給付金を実際に受け取れるかどうかの受給要件です。この記事では、他の紹介記事があまり書かないこの2点を軸に、評判・口コミの傾向や、この講座で同時に取得できる民間資格の実態まで含めて、申し込む前に知っておくべき情報を一通り整理しました。

この記事でわかること

項目結論
受講料一般396,000円(税込)。説明会参加特典割引・有資格者紹介割引で385,000円、学生割引で341,000円まで下がる
最大の特徴通信教育+スクーリングの併用型。全国20か所以上+オンラインで開講し、どのクラスへも無料で振替受講できる
注意点受講料以外に受験料・登録費用がかかる。給付金の「最大80%」は受給要件を満たす人だけが対象で、無条件ではない
検討の進め方説明会は無料かつ11,000円引きの特典付き。資料で日程と費用を確認し、説明会で給付金の適用可否を個別に確認するのが最短

日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座とは

  • キャリア開発分野の老舗で、日本で最初にキャリアカウンセラー養成講座を事業化した会社
  • 国家資格キャリアコンサルタントの受験資格が得られる「通信教育+スクーリング」型の講座
  • 全国20か所以上の都市とオンラインで開講し、クラスの無料振替に対応している

日本マンパワーは1967年からキャリア関連の事業を手がけている人材開発の総合機関で、年間1,000社以上の企業にキャリア研修・階層別研修を提供しています。1999年には株式会社として日本で初めてキャリアカウンセラー養成講座を事業化しており、養成講座の累計受講者は約5万名にのぼります。

つまり、「資格スクールがキャリアコンサルタント講座も扱っている」のではなく、企業向けのキャリア開発支援が本業の会社が、その延長線上で養成講座を運営しているという点が、他校との構造的な違いです。受講生に人事・HR担当者が多いのも、この出自と無関係ではありません。

項目内容
運営会社株式会社日本マンパワー(1967年〜。人材開発の総合機関)
講座名キャリアコンサルタント養成講座
受講料396,000円(税込・一般)
学習形式通信教育(eラーニング)+スクーリング(通学またはオンライン)
受講期間の目安約5か月(例:第35回は2026年11月17日開講・2027年4月16日修了)
開講地札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・大阪・広島・福岡など全国20か所以上+オンライン
取得できる資格国家資格キャリアコンサルタントの受験資格(希望すれば民間資格も同時に狙える/後述)
給付金専門実践教育訓練給付制度の対象講座(受給要件あり)
実績養成講座の累計受講者 約5万名

養成講座を修了すると国家資格キャリアコンサルタント試験の受験資格が得られます。受験資格そのものの条件(実務経験ルートとの違いなど)は、以下の記事で整理しています。

関連記事キャリアコンサルタントの受験資格を徹底解説|実務経験3年 vs 養成講座、どちらを選ぶべきかキャリアコンサルタント試験の受験資格3ルート(実務経験3年・養成講習修了・技能検定合格)を徹底解説。実務経験としてカウントされるか迷うケースのQ&Aと、実務経験ルート・養成講座ルートの比較表で自分に合う選び方がわかります。更新日:2026/09/24

【前提知識】この講座で同時に狙える「CDA」とは何か

日本マンパワーの講座を調べていると「CDA」という言葉が必ず出てきます。資格を検討し始めたばかりの段階では聞き慣れない言葉なので、先に整理しておきます。結論としては、CDAは国家資格キャリアコンサルタントとは別物の、任意で取れる民間資格です。

  • CDAは「キャリア・デベロップメント・アドバイザー」の略称で、日本キャリア開発協会(JCDA)という団体が認定する民間資格
  • 国家資格キャリアコンサルタントとは別の資格であり、CDAを取らなくても国家資格の取得やキャリアコンサルタントとしての活動に支障はない
  • 日本マンパワーの養成講座はこのCDAにも対応しているため、希望すれば国家資格と同時に狙える
比較軸国家資格キャリアコンサルタントCDA
資格の種類国家資格(名称独占資格)民間資格
認定するところ国(指定登録機関への登録が必要)日本キャリア開発協会(JCDA)
取得の必須度キャリアコンサルタントを名乗るには必須任意。取らなくても問題ない
取得後にかかるもの5年ごとの更新講習JCDAの年会費(会員として在籍し続ける前提)

「まずは国家資格を取りたい」という段階であれば、CDAはいったん脇に置いて読み進めて構いません。この記事でも費用と講座内容の話を先に進め、CDAの取得の流れ・維持費・注意点は記事の後半でまとめて解説します。

受講料は396,000円(税込)。ただし割引で最大55,000円下がる

  • 公式に案内されている割引は「説明会参加特典割引」「有資格者紹介割引」「学生割引」の3種類
  • 説明会参加特典を使うだけで11,000円引きになる
  • 割引は申込時の価格に反映されるため、申し込んでから遡って適用することはできない
紙の上に置かれた電卓とペン
Photo: Aaron Lefler / Unsplash

まず費用の全体像です。日本マンパワーの養成講座の受講料は、割引の有無によって次のように変わります。金額はすべて税込です。

区分受講料(税込)一般価格との差適用条件
一般受講料396,000円—割引なしで申し込んだ場合
説明会参加特典割引385,000円−11,000円講座説明会に参加した人が対象
有資格者紹介割引385,000円−11,000円有資格者からの紹介がある場合
学生割引341,000円−55,000円学生が対象

ここで注目したいのが、説明会参加特典割引が「無料の説明会に出るだけ」で使えるという点です。有資格者紹介割引は身近にキャリアコンサルタントの有資格者がいなければ使えず、学生割引は社会人には適用できません。つまり、社会人が現実的に使える割引としては、説明会参加特典が事実上の標準ルートになります。

なお、他サイトの記事では受講料を374,000円と紹介しているものや、説明会特典を「10,000円引き」と書いているものも見られますが、これは価格改定前の情報の可能性があります。当サイトでは2026年9月時点で公式サイトに掲載されている396,000円(税込)/説明会参加特典割引385,000円(税込)を基準に解説しています。金額は改定されることがあるため、申込直前には必ず最新の案内で確認してください。

資格取得までにかかる「総額」をシミュレーションする

  • 受講料だけでなく、国家試験の受験料・登録費用まで含めて考える必要がある
  • 民間資格CDAもあわせて取得する場合は、その年会費が毎年発生する
  • 給付金が使えるかどうかで自己負担額は大きく変わる

多くの紹介記事は「受講料396,000円」までしか書きませんが、実際に資格を名乗れる状態になるまでには、講座以外にも決まった費用がかかります。ここを把握しておかないと、予算計画が数万円単位でずれます。

費目金額備考
養成講座の受講料396,000円(説明会参加特典割引で385,000円)通信教育+スクーリング一式
国家試験 学科受験料8,900円学科・実技は別区分での申込
国家試験 実技受験料29,900円論述+面接
登録手数料8,000円合格後、キャリアコンサルタント名簿への登録時
登録免許税9,000円同上
国家資格までの合計(説明会割引適用時)約440,800円一発合格・追加講座なしの場合
(任意)CDA取得時のJCDA年会費8,000円/年民間資格CDAも取る場合のみ。JCDAへの入会が必要

さらに、不合格だった場合は該当区分の受験料(学科8,900円/実技29,900円)が再度かかります。試験の難易度感については以下の記事で整理しているので、再受験リスクをどこまで見込むかの参考にしてください。

関連記事キャリアコンサルタントの難易度は?第32回で急落した最新合格率と学科・実技の実像を徹底解説キャリアコンサルタントの難易度を徹底解説。第32回試験で学科合格率が54.6%へ急落した最新データをもとに、学科・実技の合格基準や失点パターン、他資格との比較まで整理します。更新日:2026/09/05

一方で、専門実践教育訓練給付制度の受給要件を満たす人であれば、受講料の負担は大きく変わります。

日本マンパワー養成講座の受講料(税込)と負担額の目安 一般受講料 396,000円 説明会参加特典割引の適用時 385,000円 学生割引の適用時 341,000円 専門実践教育訓練給付が満額支給された場合の自己負担 約79,200円
割引・給付金の適用条件を満たした場合の負担額イメージ。給付金は受給要件を満たす人のみが対象

給付金「最大80%」は誰でも受けられるわけではない

日本マンパワーの養成講座は専門実践教育訓練給付制度の対象講座で、公式サイトでも「受講料の最大80%(約31万円・諸条件あり)」と案内されています。ただし、この「最大80%」は次の2つを両方満たしてはじめて成立する数字です。

前提内容
講座側の条件受講する講座が専門実践教育訓練の指定講座であること(日本マンパワーの養成講座は対象)
本人側の条件雇用保険の被保険者期間など、ハローワークが定める受給資格を満たしていること

さらに、支給は受講後の申請によって段階的に行われる仕組みで、修了しただけで満額が支給されるわけでもありません。資格取得や就業継続などの追加条件を満たすことで上乗せされる部分が含まれるため、「申し込めば自動的に8割返ってくる」という理解は誤りです。自分が受給要件に該当するかどうかは、必ず事前にハローワークで確認してください。制度の詳細は以下の記事にまとめています。

受講料の3区分(一般・説明会参加特典・学生割引)と支給率50〜70〜80%を掛け合わせた自己負担額の早見表は、日本マンパワーの費用を給付金適用後の実質負担まで試算した記事で9パターンすべてを一覧にしています。

関連記事キャリアコンサルタントの教育訓練給付制度とは?対象区分・支給額・申請手続きをわかりやすく解説キャリアコンサルタント養成講座で使える教育訓練給付制度を解説。一般・特定一般・専門実践の違い、雇用保険の受給要件、支給額の目安、申請手続きの流れまで整理します。更新日:2026/09/26

関連記事キャリアコンサルタントの資格取得にかかる費用はいくら?養成講座・試験・登録までまるごと解説キャリアコンサルタント資格の取得費用を、養成講座の受講料・受験料・登録費用まで整理。通学/オンライン/通信の違いや教育訓練給付制度も解説します。更新日:2026/09/25

費用と日程は開講回ごとに更新されるため、検討段階では最新の講座案内を手元に置いて比較するのが確実です。カタログには講座の全体像・スクーリング日程・給付金の案内がまとまっています。

まずは資料請求をする

無料資料請求はこちら

講座説明会は「無料で11,000円引きになる」場|参加前に確認したい4つのこと

  • 説明会は全国主要都市とオンラインで開催され、参加費は無料
  • 参加者限定で受講料11,000円引きのクーポンが配布される
  • 給付金の適用可否・スクーリング日程との相性など、資料だけでは判断しにくい点を確認できる
セミナー会場の椅子に座る参加者
Photo: Headway / Unsplash

先ほどの割引表のとおり、説明会に参加した人は385,000円(税込)で受講できます。無料の説明会に1回参加するだけで11,000円の差がつくため、少しでも受講する可能性があるなら、参加しない理由を見つけるほうが難しい特典設計になっています。

そのうえで、説明会は「割引をもらう場」というより「申し込んでよいかを判断する場」として使うほうが価値があります。当サイトとしては、次の4点を事前に質問リストにして持ち込むことをおすすめします。

確認しておきたいことなぜ資料だけでは分からないか
自分が給付金の受給要件に該当しそうか雇用保険の加入期間など個人の状況によって変わるため、一般論では判断できない
受けたいスクーリングの曜日・会場に空きがあるか開講回とクラスによって埋まり方が異なり、資料の日程表だけでは把握しにくい
仕事の繁忙期と重なったときの振替の実際制度として振替が可能なことと、自分の予定で実際に回せるかは別問題
通学とオンラインのどちらが自分に合うかロールプレイの進め方の違いは、説明を受けたほうがイメージしやすい

特に給付金は、受給要件を満たすかどうかで自己負担額が30万円以上変わる可能性がある論点です。ここを曖昧にしたまま申し込むのが、費用面でもっとも大きなリスクになります。

オンライン説明会で講座の詳細を確認したい人はこちら

キャリアコンサルタント養成講座なら【日本マンパワー】

なお、日本マンパワーは講座説明会のほかにイベント・セミナーや個別相談会も開催していますが、受講料の割引特典が案内されているのは講座説明会です。日程を選ぶときは、名称が「講座説明会」になっているものを選んでください。説明会のタイプ(2時間フル・1時間ショート・ワーク付き・WEB版)や当日の流れ、勧誘の有無といった参加前の不安については、以下の記事で詳しく整理しています。

関連記事日本マンパワーの講座説明会は参加すべき?当日の流れ・11,000円引きクーポンの条件・よくある不安日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座説明会について、複数ある説明会タイプの違い、参加者限定11,000円引きクーポンの条件、勧誘の有無など参加前によくある不安をまとめて解説します。更新日:2026/09/24

口コミで語られやすいポイントを整理する

  • 講師の実務経験とロールプレイの充実を評価する声が複数の口コミサイトで共通していた
  • 一方で「受講料が高い」という指摘は、ほぼすべての比較記事で共通している
  • 合格率の数字は出典によって扱いが異なるため、単純比較には注意が必要

評判については、口コミ投稿サイト(ベスト進学ネット、ブラッシュアップ学び、コエテコキャンパスなど)や受講経験者のブログ・noteで確認できた内容の傾向を、当サイトの言葉でまとめています。特定の投稿を逐語で引用したり、本記事のために体験談を創作したりはしていません。

良い評判として繰り返し挙がっていた点

評価されやすいポイント口コミで語られていた傾向(当サイトによる要約)
講師の実務経験企業の人事担当や就労支援機関の現場経験を持つ講師が、理論だけでなく実例を交えて話す点を評価する声が複数見られた
受講生の層人事・キャリア支援の実務者が多く、グループワークで得られる情報や刺激を挙げる声があった
ロールプレイ・実技対策面接演習の量と、論述の添削指導を評価する感想が見られた
振替制度全国どのクラスにも無料で振替できる仕組みを、仕事と両立するうえでの安心材料として挙げる声があった

受講生の層に関する評価は、日本マンパワーが企業向けのキャリア開発支援を本業としてきた背景と結びついています。人事・HR領域の実務者と同じクラスで学びたい人にとっては、これ自体が受講理由になり得るポイントです。人事の仕事と資格の関係については、以下の記事も参考になります。

関連記事キャリアコンサルタント資格は人事担当者に向いている?実務経験3年の該当性と独学が難しい理由人事担当者はキャリアコンサルタント資格をどう活かせるのか。採用・育成・労務など業務別の親和性、受験資格「実務経験3年」の該当性、独学が難しい理由まで年代を問わず整理します。更新日:2026/09/25

気になる点・デメリットも正直に整理する

紹介記事の中には「悪い口コミは見つかりませんでした」で締めているものもありますが、それは検証が十分でないだけの可能性があります。ここでは、講座の構造上そもそも避けられない弱点を挙げます。

気になる点内容
受講料は安い部類ではない396,000円(税込)は主要スクールの中でも高めの水準。費用最優先なら他校の割引制度も比較する価値がある
通学クラスは開講地に左右される全国20か所以上で開講しているとはいえ、近隣に会場がなければオンライン受講が前提になる
オプション講座は別料金学科・実技の追加対策講座を取る場合、受講料とは別に費用がかかる
民間資格CDAには継続コストがあるCDAまで取る場合、資格を維持するにはJCDAの年会費と更新要件を満たし続ける必要がある(後述)
通信教育を自分で進める必要があるスクーリングだけで完結せず、eラーニングと添削課題を自力で消化できるかが前提になる

「合格率81.3%」という数字の扱いには注意

比較サイトの中には、日本マンパワーの合格率として81.3%(2024年度実績)という数字を掲載しているものがあります。ただし当サイトで確認した範囲では、この数値を日本マンパワーの公式サイト上の一次情報として確認することはできませんでした。

スクール別の合格率は、そもそも各社が「何を分母にするか」(全受講生か、受験した人だけか、模試の基準を満たした人だけか)を統一していません。そのため、異なるスクールが公表する合格率を横並びで比べても、実力差を正しく比較したことにはならないというのが実情です。数字を見るときは、必ず算出条件とセットで確認してください。

紹介サイトによって81.3%・82.3%・78.8%と数字が食い違っている実態を出典まで遡って検証した記事を、以下に用意しています。

関連記事日本マンパワーのキャリアコンサルタント合格率は81.3%?出典不明な数字を検証する「日本マンパワー キャリアコンサルタント 合格率」で検索すると81.3%・82.3%・78.8%と異なる数字が出てきます。どのサイトも出典を示していないという事実を検証し、率で比較することの危うさと代わりに見るべき指標を整理します。更新日:2026/09/24

口コミで語られている内容が公表情報で裏付けられるかどうかは、以下の記事で論点ごとに検証しています。

関連記事日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座の評判は本当?口コミ7つの論点を公表データで検証【2026年】「日本マンパワー キャリアコンサルタント 評判」で出てくる7つの論点(講師の質・受講生の層・演習量・振替制度・料金の高さ・合格率81.3%・悪い口コミがない)を、公式の公表情報と厚生労働省の認定基準に照らして1つずつ検証。評判を並べるのではなく、裏が取れるか取れないかで仕分けします。更新日:2026/09/24

民間資格「CDA」を取るべきか:メリットと取得後にかかるお金

  • CDAは国家資格に合格したうえで、JCDAへ入会することで認定される
  • CDAまで狙う場合、実技試験はJCDAでの受験が前提になる
  • 年会費・更新要件という継続コストがあるため、「取れば得」とは言い切れない
木のテーブルに置かれたノートPC
Photo: Wouter / Unsplash

ここからは、記事前半で触れた民間資格CDAについて詳しく見ていきます。国家資格だけで十分という人は、この章は読み飛ばしても構いません。

あらためて整理すると、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)は日本キャリア開発協会(JCDA)が2000年に創設した実務家向けの民間資格で、2021年10月時点で20,000名以上が取得しています。日本マンパワーの養成講座は正式名称を「キャリアコンサルタント養成講座 〜CDA資格対応〜」といい、このCDAに対応していることが他校にはない特徴です。

CDA取得までの流れ

CDAは「養成講座を修了すればもらえる資格」ではありません。次のステップをすべて通過してはじめて認定されます。

1 資料請求・講座説明会で情報収集 費用・日程・給付金の受給要件を確認(説明会参加で受講料割引の特典あり) 2 受講申込・入金 開講回ごとに申込締切あり。第35回は2026年11月9日締切 3 通信教育(eラーニング) 映像学習と添削問題で理論・知識を体系的に学ぶ 4 スクーリング 全国20か所以上の都市またはオンラインでグループワーク・ロールプレイ 5 修了 → 国家試験受験 通信教育・スクーリング両方の修了が受験資格の条件 6 合格 → 登録・JCDA入会でCDA認定 国家資格の登録手続きとは別に、CDAはJCDAへの入会が必要
日本マンパワーの養成講座で国家資格+CDAを取得するまでの流れ

ここで見落とされがちなのが、CDA認定にはJCDAへの入会が必要という点です。国家資格キャリアコンサルタントの登録(登録手数料8,000円+登録免許税9,000円)とは別の手続きで、別の費用がかかります。

CDAの維持コストは年会費8,000円+5年ごとの更新

CDAは取って終わりの資格ではなく、会員資格として維持する前提の資格です。

項目内容
JCDA年会費2025年度より8,000円(従来は7,000円)。勤務先が法人会員である等の条件を満たす場合は割引あり
資格更新5年間で100ポイント以上の取得が必要
更新審査料5,500円(税込)

さらに、国家資格キャリアコンサルタント自体にも5年ごとの更新講習(知識8時間以上・技能30時間以上)が必要で、こちらにも別途費用がかかります。つまりダブルライセンスとは、2つの資格の更新コストを並行して負担し続けることでもあります。

関連記事キャリアコンサルタントの更新講習とは?費用相場・38時間の内訳・免除条件・失効時の対応まで完全ガイドキャリアコンサルタント資格の5年ごとの更新について、知識講習8時間・技能講習30時間の中身、費用相場と機関別の料金、申請期間、技能検定や実務経験による免除条件、更新を忘れて失効した場合の再登録方法まで解説します。更新日:2026/09/11

これは「CDAを取るべきではない」という意味ではありません。JCDAの会員ネットワークや継続学習の場を実際に活用する人にとっては、年会費は十分に見合う投資になり得ます。逆に、資格名を増やしたいだけで維持費を払い続けるつもりがないのであれば、CDA対応であることは講座選びの決め手にならない、という判断も合理的です。その場合は、国家資格の受験資格が得られるという一点で他校と比較して問題ありません。

CDAを狙うなら実技試験は「JCDA受験」が前提になる

もう一つ、他の紹介記事があまり触れない重要な制約があります。国家資格キャリアコンサルタント試験の実技は、JCDAとキャリアコンサルティング協議会(CCC)のどちらかを選んで出願する仕組みですが、CDA認定を受けるにはJCDA側の枠組みで資格取得を進めることが前提になります。

実技試験は団体によって論述の出題形式や面接の評価区分に違いがあるとされています。「CDAも取りたい」と考えて日本マンパワーを選ぶことは、実質的に実技試験の受験団体をJCDAに決めることに近い、と理解しておくと迷いがありません。両団体の違いは以下の記事で詳しく比較しています。

関連記事キャリアコンサルタント試験はJCDAとCCCどっちで受験すべき?違いを徹底比較キャリアコンサルタント試験の実技をJCDAとキャリアコンサルティング協議会(CCC)のどちらで受けるか迷っている人向けに、出題傾向・合格率の傾向・選び方の判断軸を整理して解説します。公開日:2026/08/21

CDAまで取るかどうかは、講座案内に載っている資格の位置づけや修了生の活動事例を読んだうえで判断すれば十分です。受講申込の時点で決めきる必要はありません。

講座内容と資格の詳細を資料で確認する

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学習スタイル:通信教育+スクーリング、そして振替制度

  • 通信教育(eラーニング)とスクーリングの両方を修了しないと受験資格が得られない
  • スクーリングは全国20か所以上+オンラインで開講し、どのクラスへも無料で振替できる
  • 通学とオンラインの相互乗り換えも可能
紙にメモを書く人の手元
Photo: Romain Dancre / Unsplash

日本マンパワーの講座は、知識のインプットを通信教育で、演習をスクーリングで担う二段構えです。通信教育ではWeb上の映像学習と添削問題に取り組み、スクーリングではグループワークやロールプレイで実践力を養います。

学習パート時間数内容進め方
通信教育(eラーニング)68時間映像学習+添削問題。理論・知識を体系的にインプット自分のペースで進める。自己管理が必要
映像教材18時間通信教育に付随する視聴学習同上
スクーリング12日間・96時間グループワーク・ロールプレイ中心の演習通学(全国20か所以上)またはオンラインを選択
合計182時間——

厚生労働大臣が認定する養成講習には「総時間150時間以上、そのうち通学またはオンラインでの講習が75時間以上」という基準があり、日本マンパワーの96時間はこの基準を21時間上回ります。

この方式で見逃せないのが振替制度です。全国どのクラスへも無料・回数無制限で振替受講でき、通学とオンラインの相互乗り換えにも対応しています。ただし、振替できるのは同一開講月(受講開始日)のコース内に限られ、開講回をまたいだ振替はできません。150時間規模のカリキュラムを社会人が働きながら消化するとき、最大のリスクは「1回でも出られない日が出ると詰む」ことです。振替の自由度が高いことは、出張や繁忙期のある人にとって実務的な安心材料になりますが、この「同一開講月内」という制約と、在宅のeラーニングだけでは完結しないという通信講座としての実態は、以下の記事で単体に深掘りしています。

関連記事日本マンパワーのキャリアコンサルタント通信講座は本当に完結する?eラーニング・スクーリング・振替制度の実態日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座は「通信講座」を名乗りますが、実際にはスクーリング(12日間・96時間)が必須です。eラーニング68時間+映像18時間の自己管理の負担、振替制度の「同一開講月内限定」という制約まで、通信講座としての完結度を単体で深掘りします。更新日:2026/09/24

受講期間は約5か月が目安です。たとえば第35回は2026年11月17日開講・2027年4月16日修了、第34回は2026年7月17日開講・2026年12月16日修了というスケジュールで、開講回ごとに申込締切が設定されています(第35回の個人申込締切は2026年11月9日)。

ここが検討タイミングの分かれ目です。 養成講座は毎月開講しているわけではないため、締切を1日過ぎると次の開講回まで数か月待つことになります。「そのうち説明会に行こう」と考えているうちに、希望する開講回のクラスが埋まる、あるいは締切を過ぎてしまうというのが、講座選びでもっとも起きやすい失敗です。

開講日程と空き状況を説明会で確認する

キャリアコンサルタント養成講座なら【日本マンパワー】

他の主要スクールと比べてどうか

  • 費用面では中〜高価格帯。安さを最優先するなら他の選択肢がある
  • 全国展開と振替制度の自由度、そして民間資格CDAにも対応している点が主な差別化要素
  • 「合格者数の実績」を前面に出すスクールとは訴求軸が異なる
マグカップの横に置かれた書類
Photo: Paico Oficial / Unsplash

養成講座は各社で強みが異なります。主要スクールとの大まかな位置づけは次のとおりです。

スクール費用目安(税込)主な強み主な検討ポイント
日本マンパワー396,000円(説明会割引385,000円)全国20か所以上+オンライン、無料振替。希望すれば民間資格CDAも同時取得できる費用は高めの水準。CDAまで取る場合は維持費が別途かかる
リカレント約50万円前後(税込499,400円)合格者数3年連続No.1、150時間全課程を講師から直接受講通学コースはスケジュールの拘束が大きい
ヒューマンアカデミー425,061円前後全国展開の校舎数、通学/オンラインライブ主要スクールの中では費用が高め
LEC東京リーガルマインド330,000円(通常価格・税込。早期割引で32万円台)資格スクールとしての試験対策ノウハウ、通信も選べる割引条件で価格が変動する
地域連携プラットフォーム20万円台〜費用の安さサポート内容や開講形態が大手と異なる

費用だけを見れば、日本マンパワーより安い講座は複数あります。それでも日本マンパワーを選ぶ理由になるのは、①振替制度の自由度が高く、働きながらでも完走しやすいこと、②人事・キャリア支援の実務者が集まるクラスで学べること、③希望すれば民間資格CDAまで一本の講座で狙えること、の3点です。逆にこの3つにピンとこない場合は、他校の方が費用対効果は高くなります。

10校の横並び比較は以下の記事にまとめています。

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特に比較検討されやすいリカレント・ヒューマンアカデミーとは、費用・受講形式・合格率を1対1で掘り下げた記事も用意しています。

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向いている人・向いていない人

ここまでの内容を、判断しやすい形に整理します。

タイプ判断理由
人事・HR・キャリア支援の実務者向いている同じ職域の受講生が多く、クラスで得られる情報が実務に直結しやすい
有資格者どうしのつながりを重視する人向いている民間資格CDAまで取得すれば、JCDA会員としての継続学習・交流の場を利用できる
出張・繁忙期が読めない社会人向いている全国どのクラスへも無料振替でき、通学とオンラインの乗り換えもできる
地方在住でオンライン受講が前提の人条件付きで向いているオンライン開講に対応しているが、ロールプレイの進め方は説明会で確認したい
費用を最優先で抑えたい人他校も比較したい396,000円は安い部類ではなく、20万円台の選択肢も存在する
資格名を増やすことが主目的の人慎重に民間資格CDAは年会費・更新要件が継続的に発生するため、活用しないと維持費だけが残る

実技試験対策の考え方は、どのスクールを選ぶ場合でも共通して重要です。

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申込みまでの現実的な進め方

検討から申込までは、次の順で進めるのが無駄がありません。

  1. 資料請求で講座の全体像・スクーリング日程・費用の内訳を把握する
  2. 講座説明会に参加して、給付金の受給要件・希望クラスの空き・振替の運用を個別に確認する(11,000円引きの特典もここで得られる)
  3. 開講回の申込締切から逆算して、受講申込・入金を行う

順番を逆にして「申し込んでから説明会に出る」と、割引特典を受け取れなくなります。また、資料を取り寄せずに説明会だけ参加すると、当日に確認すべき論点を用意できないまま終わりがちです。資料で全体像→説明会で個別事情、という順番が結果的にいちばん早く決まります。

まずは資料請求をする

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説明会は無料で、オンライン開催も用意されています。受講するかどうかを決めていない段階でも参加できるので、「他校と迷っている」「給付金が使えるか分からない」という状態のまま出席して問題ありません。

オンライン説明会で講座の詳細を確認したい人はこちら

キャリアコンサルタント養成講座なら【日本マンパワー】

よくある質問

Q. 日本マンパワーの養成講座は働きながらでも修了できますか?

通信教育とスクーリングの組み合わせで構成されており、スクーリングは全国どのクラスへも無料で振替受講できます。通学とオンラインの相互乗り換えにも対応しているため、働きながら受講する人を想定した設計になっています。ただし通信教育のパートは自分のペースで進める必要があるため、学習時間を確保する計画は必要です。

Q. 説明会に参加すると必ず申し込まないといけませんか?

説明会は無料で、参加したからといって申込義務が生じるものではありません。参加者には受講料11,000円引きの特典が案内されるため、複数校を比較検討している段階で参加しておくと、後から申し込む場合に割引を適用できます。

Q. よく出てくる「CDA」とは何ですか?国家資格だけではだめですか?

CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)は、日本キャリア開発協会(JCDA)が認定する民間資格で、国家資格キャリアコンサルタントとは別物です。**任意の資格なので、取らずに国家資格だけで進めても何の問題もありません。**CDAの認定にはJCDAへの入会と年会費(2025年度より8,000円)が必要で、5年ごとの更新要件もあります。JCDAのネットワークや継続学習の場を活用する見込みがあるなら、養成講座の段階からCDA対応の講座を選んでおく意味は大きくなります。

Q. 給付金を使えば必ず8割戻ってきますか?

いいえ。専門実践教育訓練給付制度は、対象講座であることに加えて、本人が雇用保険の被保険者期間などの受給要件を満たす必要があります。また支給は受講後の申請によって段階的に行われ、資格取得や就業継続などの条件を満たすことで上乗せされる部分も含まれます。自分が該当するかどうかは、申込前にハローワークで確認してください。

Q. 受講料以外にどれくらい費用がかかりますか?

国家試験の受験料(学科8,900円+実技29,900円)と、合格後の登録費用(登録手数料8,000円+登録免許税9,000円)が別途必要です。説明会参加特典割引を適用した場合、受講料385,000円と合わせて総額はおよそ440,800円が目安になります。任意で民間資格CDAまで取得する場合は、これに加えてJCDAの年会費が毎年かかります。

Q. 通学とオンライン、どちらを選ぶべきですか?

ロールプレイの体感を重視するなら通学、移動時間や地理的制約を優先するならオンラインが基本的な考え方です。日本マンパワーは両者の相互乗り換えができるため、どちらか一方に固定されるわけではありません。迷っている場合は、説明会でオンラインクラスの演習の進め方を具体的に聞いたうえで決めるとよいでしょう。

まとめ

日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座は、キャリア開発支援を本業としてきた会社が運営する、通信教育とスクーリングの併用型講座です。全国20か所以上とオンラインで開講し、どのクラスへも無料で振替受講できるため、働きながら国家資格を目指す人が完走しやすい設計になっています。受講料は396,000円(税込)と安くはありませんが、無料の講座説明会に参加すれば385,000円(税込)になり、専門実践教育訓練給付制度の受給要件を満たす人であれば自己負担はさらに下がります。

一方で、受講料以外に受験料・登録費用がかかること、給付金の「最大80%」が受給要件を満たす人だけの数字であることは、申込前に正確に理解しておきたいポイントです。また、スクール別の合格率は算出条件が統一されていないため、数字だけを見て比較するのも避けたいところです。判断材料としては、①費用の総額、②スクーリング日程と自分の生活の相性、③給付金の受給要件に該当するか、の3点を押さえれば十分です(民間資格CDAまで取るかどうかは、受講を決めたあとで考えても間に合います)。

このうち②と③は、資料と説明会でしか具体的に確認できません。開講回ごとに申込締切があるため、検討していること自体は決まっているなら、情報収集だけでも早めに動いておくほうが選択肢は広く残ります。

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